1996-07-03 ArtNo.6677
◆<泰>全国工業開発委員会、工業マスタープランを優先議題に
【バンコク】タクシン・シナワトラ氏を座長とする全国工業開発委員会(CNID)は今日(7/3)会議を開き、工業マスタープランの立案を含む6議題を討議する。
チャイワット・シンスウォン工業相が1日明らかにしたところによれば、6議題中の3議題即ち、1)工業マスタープランの立案、2)電子産業開発プラン、3)自動車輸出の振興、は既に前回の会合で討議されており、新たに討議される3つの議題には、1)外国人労働者の雇用を認める特別区を国境地帯に設ける問題を協議する専門部会の設置、2)保税倉庫の設置、3)環境問題解決のためのバンコク/サムプラカーン地区以外の地への工場移転計画が上げられる。
電子産業開発プランに関しては、電子業のためのFTZ(自由貿易地区)設置、研究開発の奨励、新規投資事業誘致のための奨励、税制優遇措置の改善、工業標準の確立、各種認可手続きの簡素化が挙げられ、この他ウエハー・ファブ、集積回路(IC)、光ファイバー、スイッチ/トランスミッション、ソフトウェアー関連ビジネスが電子産業振興計画のターゲットにされると言う。(BD:7/2)
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