1996-07-03 ArtNo.6672
◆<馬>ASEANガス・パイプライン計画に民間の参画呼びかけ
【クアラルンプル】ASEANエネルギー閣僚は1日、150億米ドルのトランスASEAN天然ガス・パイプライン・プロジェクトを民間資本の導入を通じて進めることで合意した。
閣僚会議の座長を務めたマレーシアのレオ・モギー エネルギー通信郵政相によると、ASEAN-ECエネルギー管理訓練・研究センターにより作成されたマスタープランはASEANガス・パイプライン計画の実行可能性を明らかにしており、ASEAN閣僚は同報告内容に検討を加えることで合意した。昨年のバンコク・サミットで採択されたASEANエネルギー協力に関する共同声明に基づいて作成されたマスタープランは、バンコクからマレーシアのクルテ、インドネシアのナトゥナ諸島、シンガポール、ブルネイ、マニラを結ぶパイプラインの敷設を提案している。しかしベトナムが同プロジェクトに関心を寄せていることから、再調査を進める必要が生じている。プロジェクトは必要に応じ各部分ごとに工事が進められると言う。(NST,ST,BT,LZ
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