1996-07-01 ArtNo.6642
◆<馬>パイルコン、マルチメディア・システム市場に参入
【クアラルンプル】パイルコン・エンジニアリングが60%、系列会社インダストロニクスBhdが40%出資するフローラマージSdn Bhdの60%子会社パイルコンIDG Sdn Bhdは近く6カ所を結ぶビデオ・コンファランスを可能にする機能等を備えた斬新なマルチメディア・コミュニケーション・システムの商業生産に乗り出す。
パイルコン社のホン・リーピー会長が先週金曜(6/28)催された年次総会後語ったところによると、新システムの心臓部を成すボードはオーストラリア企業インターラクティブ・デザイン・グループPty Ltd(IDG)により開発された。マルチメディア・システムのプロットタイプは目下テスト中で、商業生産はインダストロニクスBhdを通じて行われる。
一方、パイルコンとスウェーデンのFabriksmonetring I Trelleborg社の51:49の合弁会社パイルコンFMT JVはKL国際空港(KLIA)に対するビジュアル・ガイダンス・ドッキング・システムの納入据えつけ契約を1000万Mドルで獲得した。これ以前にインダストロニクスはKLIAのフライト情報掲示システムの納入契約も獲得している。
ジョホール州における同社が支配権益を握る50億MドルのJBウォーターフロント・シティー・プロジェクトは1998年のクアラルンプル英連邦競技会までに予定通り完成する見通しと言う。(MBT:6/29)
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