1996-06-29 ArtNo.6627
◆<馬>ベル・ヘリコプター、Mightに技術供与提案
【クアラルンプル】ベル・ヘリコプター・テクストロンは27日、マレーシアのエンジニアや技術者に対してテキサス(米国)またはケベック(カナダ)の工場における同社職員との共同作業を通じ、経験/技術の交流を行うことを提案した。
ベル・ヘリコプター・テクストロン・インクのロイド・ショッパー社長がこの日Might(マレーシアン・インダストリー・ガバメント・グループ・フォー・ハイ・テクノロジー)のアハマド・タシル・ロペ専務理事(CEO)と会談後語ったところによれば、同提案は誠意に基づくもので何等の義務を伴うものではない。MIGHTは必要なアレンジを進めてくれる見通しだ。マレーシアは航空/自動車/保健/レクレーション/スポーツ関連の複合素材技術の修得を目指しているが、ベル・ヘリコプターはヘリコプター関連の複合素材の様々な応用技術を開発している。ベル・ヘリコプターはMIGHTやマレーシアの技術者に、同社がどのように、また何故、ある種の方式を採用しているのかを理解してもらうよう欲している。ベル・テクノロジーは9カ国にテクノロジー・センターを開設、アジアでは韓国のサムスン、インドネシアのIPTNと提携しており、マレーシアにも代表事務所とサービス・センターの開設を計画していると言う。(MBT,STAR:6/28)
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