1996-06-29 ArtNo.6625
◆<馬>メガスチール、M$19億事業の30%権益を政府に留保
【プタリン・ジャヤ】ライオン・グループは19億Mドルを投じて建設するマレーシア初のフラット・スチール・ミルの30%の権益を政府のために留保する。
ライオン・グループに属するアムスチール・コープBhdのザイン・ハシム会長が27日語ったところによると、政府のいずれの部門が出資するかは未定で、同社自身は払込資本6億Mドルのメガスチールに50%出資、残りの20%はライオン・コープBhdが引き受ける。メガスチールはこの日ドイツ/イタリア製設備の購入契約に調印した。ライオン・グループのタン・オンポー重役(ED)によると、新工場は1~20ミリの国内初の熱延コイル(HRC)を年間200万トン製造する能力を有する。メガスチールがHRCの製造を開始する1998年の国内需要は400万トンで、2003年まで年率9%の成長が見込まれている。ライオン・グループはさらに製造能力を200万トン拡大する認可を求めており、最終的には製品輸出も計画している。HRCは鋼管やコンテナの製造、造船に用いられ、冷延処理後は冷蔵庫や他の電気製品の原料として使用できる。(MBT:6/28)
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