1996-06-29 ArtNo.6621
◆<星>都市再開発局、3区画の開発入札募集
【シンガポール】都市再開発局(URA)は27日、ブキティマの宅地2区画と、スラングーン・ロードのチューチャオ・センター向かいの土地の入札を募集した。いずれも99年の借地権付きで、後者はいわゆるホワイト区画。
ブキティマ2区画はシンガポール・チャイニーズ・ガールズ・スクールそばの約17万平方フィートのコンドミニアム用地と、ジャラン・カンポン・チャンテの約22万平方フィートの土地付き住宅建設用地。前者は120~140戸の建設が可能で、不動産コンサルタントは9030万~1億600万Sドルの値を予想している。後者はパンアイランド高速道に隣接、騒音に加えて、高速道路から一定距離を置いて住宅を建設しなければならない。このため通常なら80戸の建設が可能だが、50~60戸しか建設できない。このため4500万~6700万Sドルの値がつくものと予想されている。
スラングーン・ロードの区画は建設が予定されている地下鉄カンダン・クルバウ駅に近く、商業/ホテル/サービス・アパート/オフィスの開発が可能。しかし開発物件自体の駐車場の他に220台を収容できる公共駐車スペースも確保しなければならない。昨年末に導入されたホワイト区画コンセプトはデベロッパーが開発物件の種類やそれぞれのスペースを自由に決めることができ、また市場の変化に応じて借地権の有効期間内に開発物件の種類の組み合わせを変更することができ、変更に際して改めて開発税を当局に支払う必要もない。(ST,BT,LZ:6/28)
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