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1996-06-28 ArtNo.6614
◆<泰>鉄鋼メーカ、供給過剰懸念
【バンコク】政府の景気引き締め策に加え、建設市況の低迷で、計画中の鉄鋼プロジェクトの全てが稼働すれば、供給過剰が生じるものと予想されている。
サイアム・セメント・グループの予想では、ナコン・タイ・ミル及びサイアム・ストリップ・ミルが稼働すれば、熱延鋼の国内生産は需要を上回る見通しだ。サハウィリヤ・スチール・インダストリーは1989年に熱延鋼及び冷延鋼製造に関する10年間の独占権を認められたが、同社の製造能力(年間熱延鋼180万トン/冷延鋼67万トン)が国内需要(昨年度年間熱延鋼250万トン/冷延鋼130万トン)の成長に応じきれないとの判断から、同独占権は2年前に取り消された。サイアム・ストリップ・ミルの熱延鋼製造能力は当初の年間180万トンから300万トンに拡大される予定だ。これに対してサハウィリヤ・スチールは現在70%の稼働率で180万トンの生産量を、240万トンに拡大、そのトップの座を維持する構えだ。タイの国内価格は中国産熱延コイル価格に輸送費と税を加算したものだが、サハウィリヤの契約供給価格は昨年第2四半期のトン当たり400米ドルから330米ドルに下降、マージンもトン当たり62米ドルに縮小した。同マージンは今四半期には70~80米ドルに回復したものと見られるが、依然として同社が収支均衡ラインとする100米ドルには及ばない。加えてラオ・ペン・グアン・グループ・プレート・ミルも1998年から年産110万トンのスリラチャ熱間圧延工場を稼働させる。これに対して向こう5年間の需要は年率6-8%の成長が見込まれるに過ぎないと言う。(BD:6/27)
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