【バンコク】ラヨン・リファイナリー(RRC)とスター・ペトローリアムは石油荷揚げのための共同係留施設の建設等、複数の事業で協力体制を組み、精製ビジネスにおける競争力強化を図る。
RRCのSuroj Chongvoranond重役(副MD)によるとMap Ta Phut工業区の沖合いに設けられる20キロの係留施設の建設コストは16億2000万バーツ、最大25万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)クラスの石油タンカーの係留が可能で、国内最大規模となる。両製油所はまた硫化工場を共同建設し、製油所副産物の利用を図る。年産10万~12万トンの同施設のコストは1億5000万バーツと見積もられる。両社はまたナショナル・ファティライザーに対する製品供給交渉を進めていると言う。(BD:6/22)