1996-06-22 ArtNo.6539
◆<馬>カザナ、モデナス/USPDの各15%権益取得
【クアラルンプル】政府投資会社カザナ・ナシオナルBhaは国産オートバイ製造会社モトシカル・ダン・エンジン・ナシオナルSdn Bhd(モデナス)とプロトン・サトリア/プロトン・ティアラの製造を手掛けるウサハサマ・プロトンDRB Sdn Bhd(USDP)の各15%の権益を買収した。
これによりクダ州グルンで2億Mドルの国産オートバイ製造計画を進めるモデナスに対するディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)の持ち株は70%から55%に、またUSDPに対するErat Bakti Sdn Bhdの持ち株は19%から4%に、それぞれ縮小した。カザナはDRBにモデナス権益代金として150万Mドル(1株M$1)を支払うが、USDP権益の代価は伝えられていない。モデナスには川崎重工が19%、日商岩井が11%出資、またUSPDにはDRBが51%、プロトンが30%出資している。Erat Bakti社はヤハヤ・アハマドDRB会長の個人会社。DRBのモハド・サレー・スロン重役(MD)、カザナのモハド・シャリフ・カシム重役(MD)、Erat Baktiのヤハヤ会長の関係契約への調印式が20日催されたが、その後行われるはずだった記者会見はキャンセルされた。(NST,MBT,STAR:6/21)
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