|
1996-06-22 ArtNo.6531
◆＜星＞ＥＤＢ、今年はＳ＄７５億固定資産投資誘致
【シンガポール】シンガポールの昨年の固定資産(主に工場設備)投資約定額は68億Ｓドルに達したが、経済開発局(EDB)は今年は75億Ｓドルの誘致を目指している。
リー・シエンロン副首相は20日、マサチューセッツ工科大学のエドガー・シェイン教授が著したＥＤＢのコーポレート・カルチャーに関する新書“ストラクチャー・プラグマティズム”の出版記念式典の席上以上の消息を語った。同相は、ＥＤＢのこれまでの実績から見て、実際の投資約定額は80億Ｓドルに達する可能性が高く、85億Ｓドルを目標にすべきだったかもしれないと語った。実際のところシンガポールが毎年7％以上の成長を遂げるには70億～80億Ｓドルの投資水準を維持する必要があり、ＥＤＢの使命は益々困難なものとなりつつある。先進国や途上国との競争だけでなく、国内経済も複雑化し、ＥＤＢが標榜する投資家のためのワンストップ・ショップとしての役割1つ取っても決して容易に達成することはできなくなっていると言う。(ST,BT,LZ:6/21)
|
|