1996-06-21 ArtNo.6522
◆<馬>マレーシア・エアポーツBhdの民営化は98年以降に
【クアラルンプル】マレーシア・エアポーツBhd(MAB)は1998年1月1日にスパンのクアラルンプル国際空港(KLIA)がオープンするまでは民営化されない。
リン・リョンシク運輸相は19日の閣議後記者会見し、以上の消息を語った。これは「80億~90億MドルのKLIA開発コストを誰が負担するのか」、「同問題の解決にも民営化方式が採用されるのか」との質問に答えたもの。同相によると、目下のところMAB民営化に関する提案は誰からも提出されていない。MABは目下、スバンからスパンへの国際空港業務のスムーズな移転を確保する準備に取り組んでいる。1992年11月に5つの国際空港、14の国内空港、17の中小飛行場の管理を民間航空局から引き継いだMABは民営化の準備が既に整った政府企業の1つと見なされている。MABの1995年3月期営業額の65%、即ち3億1730万Mドルは航空サービス収入で占められ、35%は非航空サービスからのものだった。同社は最近専門コンサルタントを指名し、非航空サービス収入の拡大に関するビジネス・プランの立案を進めていると言う。(MBT:6/20)
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