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1996-06-21 ArtNo.6517
◆＜星＞ＣＳＡ、英国テレコム子会社と戦略提携
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のＣＳＡホールディングズはブリティッシュ・テレコミュニケーション傘下のＳｙｎｔｅｇｒａと戦略提携を結びアジア太平洋地域のシステム統合市場の開拓に乗り出した。
両社が19日記者会見し明らかにしたところによれば、同提携を通じ、単独では手の届かない大規模システムの統合サービスも可能になる。アジア太平洋地域の情報技術(IT)市場、取り分け金融／商業／貿易部門に照準が合わされる。当面シンガポール、マレーシア、インドネシア市場が中心となるが、中国や他の大規模市場の開拓も目指す。また南アジアでは公共情報インフラ市場の開拓が重視される。両社はこれ以前に共同でシンガポール・テレコムの顧客サービス・システムやクアラルンプル証取(KLSE)のシステム構築を手掛けた実績を有する。ＣＳＡの昨年の年商は3億7000万Ｓドル、15カ国に子会社及び系列会社30社を擁し、これらの従業員総数は2000人にのぼる。これに対してＳｙｎｔｅｇｒａの年商は3億2000万ポンド以上とされる。ちなみにアジアのＩＴ市場は300億米ドルにのぼると言う。(ST,BT,LZ:6/20)
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