1996-06-20 ArtNo.6510
◆<馬>MHS、Airod全持ち株売却も
【クアラルンプル】マレーシアン・ヘリコプター・サービシズBhd(MHS)は航空機補修会社Airod Sdn Bhdの53%の持ち株全てを売却する可能性を検討している。
マレーシア航空(MAS)のタジュディン・ラムリ会長が支配権益を握るクアラルンプル証取(KLSE)上場のMHSはAirodの権益売却交渉を進めていると地元紙により報じられたが、MHSのソー・フアットライ会長は18日、まだ何等決定は下していないが、価格や時機が適当と判断されれば、全持ち株の売却も有り得ると指摘した。それによると、MHSがAirod権益を買収したのは、航空工業への進出を図ったものだが、仮に同権益を売却しても、別の方式でいつでも同業界に参入できると言う。NST紙の17日の報道によれば、MHSはAirod権益売却により、MAS権益買収等に伴う借り入れ負担を軽減できると言う。(ST,MBT,STAR:6/19)
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