1996-06-19 ArtNo.6496
◆<泰>80万回線電話事業、NEC等既存プレイヤーに恩恵
【バンコク】テレフォン・オーガニゼーション・オブ・タイランド(TOT)の既存サプライヤー、シーメンス、NEC、エリクソンは17日の経済閣僚会議で承認された80万回線電話網拡張計画の最大の恩恵を受けられそうだ。
経済閣僚らはTOTがそれ自身で80万回線電話網拡張計画を進めることを認めたが、TOTのプラバトソーン副社長によると、80万回線中の16%は、既存のネットワークに交換機やトランスミッション機器が補充され、そのコストは約34億バーツと見積もられる。目下同社は既存サプライヤー3社と同プロジェクトについて商談を進めている。また22億バーツと見積もられるメイン・ステーションとサブステーション間のリンクは非公開入札によりやはり3社中の1社に発注される。しかし約150億バーツの新メイン・ネットワークの構築は公開入札を通じて発注されると言う。(BD:6/18)
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