|
1996-06-19 ArtNo.6491
◆＜馬＞テレコム、サプラ買収の噂に関しＫＬＳＥに釈明
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)がサプラ・テレコミュニケーションズBhd(STB)を8億Ｍドルで買収を図っているとの噂に関して、ＴＭＢは17日、適当な時期に正式発表を行うとクアラルンプル証取(KLSE)に報告した。
地元紙が去る14日報じたところによれば、サプラ・ホールディングズSdn BhdはＰＣＮ(ﾊﾟｰｿﾅﾙ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ･ﾈｯﾄﾜｰｸ)サービスを手掛けるＳＴＢの権益を手放す意向をＴＭＢに伝え、ＴＭＢはＳＴＢの40％権益を1株7.90Ｍドルで買収する可能性を検討していると言う。シャムスディン・アブドゥル・カディル氏の一族企業サプラ・ホールディングズはＳＴＢの30％の権益を保持しており、またサプラ・ホールディングズの50％出資子会社のユニフォン・テレコミュニケーションズBhdもＳＴＢの33％の権益を握っている。ＴＭＢがＳＴＢのこれらの権益の買収を図っているとの噂は過去数週間にわたり、市場に伝えられていた。しかしＴＭＢはサプラの1株7.90Ｍドルのオファー価格に難色を示していると言う。
ＴＭＢは先週、やはりＰＣＮオペレーターのＭＲＣＢテレコムズSdn Bhdを6億4000万Ｍドルで買収する計画を発表している。(BT:6/18)
|