1995-02-25 ArtNo.649
◆<星>昨年の学卒者就業率/初任給共にアップ
【シンガポール】国立シンガポール大学(NUS)及び南洋理工大学(NUS)新卒者の昨年末時点の就業率は92.2%と、前年の88.5%を3.7%ポイント上回った。また初任給も前年の平均1920Sドルから2044Sドルに6.5%アップした。
NUSが昨年10月半ばから12月半ばにかけて両校の卒業生7514人を調査(回答率63.2%)したところ、既就業者の3分の2が卒業試験終了後3カ月以内に、94.2%が6カ月以内に就職、専門学位を得た者の初任給が、非専門職のそれを上回り、また男子の給与及び就業率(S$2222/93.7%)が女子のそれ(S%1843/90.6%)を上回った。例えば工学専攻者の平均給与が2400Sドルであるのに対し、サイエンス専攻者のそれは1750Sドルだった。またビジネス・アドミニストレーション栄誉学位取得者の初任給は前年を5%下回る2221Sドルにとどまった。既就業者の4分の3が民間企業に就職している。(ST,BT,LZ:2/24)
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