1996-06-18 ArtNo.6480
◆<泰>シーメンス、合弁会社通じ域内放送/通信市場開拓
【バンコク】シーメンスは、テレコム・アジア(TA)子会社のテレコム・ホールディングズ及び他のテレコム/ケーブルTV会社と合弁で設立したモダン・エンジニアリング・アンド・コンサルタント(MECC)を通じ東南アジアの放送/通信市場の開拓を積極化している。
MECCのアルバートJ.チーグラー重役(GM)によると、シーメンス・オーディオ・ビデオ・システム部門のアジア地域本部を務める同社はダイナミックな成長を遂げるアジア市場の開拓を目指しおり、先ずインドネシア市場への進出を図る。既にシーメンス(タイランド)とテレコム・ホールディングズは同地域、特にベトナムにおけるプレゼンスを確立しており、MECCはこれら株主2社と協力、ベトナムにおけるビジネスを開拓する。MECCはバンコクでは固定式電話会社のTAから設備の据えつけや電話網関連屋外業務を受注、またTA子会社のUTVケーブルTVのケーブルTVネットワークの敷設を請け負っている。8月までに約25万回線の電話網を完成させ、テレコム・オーガニゼーション・オブ・タイランドの80万回線及び600万回線電話事業の獲得も目指すと言う。(BD:6/17)
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