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1996-06-17 ArtNo.6460
◆＜馬＞ＰＫエレクトロニクス、Ｍ＄７千万ＵＰＳ売上目指す
【クアラルンプル】地元のＵＰＳ(ｱﾝｲﾝﾀｰﾗﾌﾟﾃｯﾄﾞ･ﾊﾟﾜｰ･ｻﾌﾟﾗｲ)ユニット・サプライヤー、Ｐ.Ｋ.エレクトロニクスは、独自開発したモジュラー・パワー・ユニット“ＵＳ9000”に牽引され、1996／97年度営業額が7000万Ｍドルを突破、前年比2倍以上の成長を遂げるものと期待している。
Ｐ.Ｋ.エレクトロニクス創設者のＰ.Ｋ.ロー重役(CEO)によると、大型コンピューター用の既存ＵＰＳが1室の4分の3を占拠し、据えつけや移動も困難であるのに対し、昨年3月ドイツのＣＥＢＩＴコンピューター展で初めて公開されたＵＳ9000は、重量約18キロの複数のモジュールから成り、製造や据えつけが容易な上、補習に際しても故障個所を取り替えるだけでいいため、電力供給が断絶しない。同社はスポーツ・トト・マレーシアへのＵＰＳ280ユニットの納入契約を既に獲得、これまで1年にわたり輸出市場の開拓に努めてきた。同社の製品は他社製品に2～3年先行しているため、同社はこの間に欧州やアジア市場の開拓に努める計画だ。世界のＵＰＳ市場は30億米ドルと見積もられ、欧米企業によりほとんど独占されていると言う。(STAR:6/15)
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