【クアラルンプル】バクン・ダムの建設と海底送電ケーブルの敷設工事は主要企業4社によりリードされるもようで、契約調印後3~4カ月で着工される見通しだ。
消息筋によれば、これら4社とはスウェーデン/スイス企業ABBアセア・ブラウン・ボベリ、ブラジルのCBPO、韓国のヒュンダイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション、メキシコのIngenieros Civiles Asociados S A de C V.で、4社はいずれもダム建設の経験・ノーハウを有する。またABBは送電ケーブル敷設の経験もある。この他、マレーシア企業を含む複数の企業が下請け工事を受注するものと見られ、コンソーシアムには最大10社の大手企業が参加するものと見られる。また関係覚書は今週半ばにも調印される見通しだ。(BT,NST:6/15)