1996-06-15 ArtNo.6448
◆<泰>インド企業Birla、化学事業拡張に46億バーツ投資
【バンコク】インド系化学会社Birlaグループ・オブ・インダストリーズ(BGI)は、46億バーツを投じタイ国内における新工場の建設と既存3工場の拡張を進めている。
BGIのShyam Sundar Mahensaria重役(ED)によると、ラヨン省Map Ta Phut工業団地に20億バーツを投じ、エポキシ樹脂原料となるエピクロルヒドリン・コースティクの年産1万トンの製造工場を建設中で、97年末の稼働を予定している。
BGIはまたタイ・アクリリク・ファイバーの既存工場に20億バーツを追加投資し、アクリル繊維の製造能力を現在の年間3万5000トンから97年までに5万5000トンに拡大する。増産された製品は輸出される。
アユタヤのタイ・カーボン・ブラックの黒色顔料製造能力は年内に年間10万トンから14万トンに拡張され、同プロジェクトには5億バーツが投じられる。
タイ・パラクサイドLtdの過酸化水素製造能力は1億バーツを投じ来年までに現在の年間1万2000トンから2万トンに拡大される。(BD:6/14)
|