SEAnews 1996-06-13 ArtNo.6416

【マラッカ】マラッカ州政府と通産省は11日の会議でマラッカ州Masjid Tanahの336ｈａの土地に全国規模の中小企業センターを設けることで合意した。
モハド・ジン・アブドル・ガニ首席大臣がルネサンス・ホテルにおける州政府と通産省の会議後語ったところによると、ウィラ・アブドゥル・ラマン・ジャマル州政府次官を長とし、州政府と通産省各部門の代表から成る専門委員会が設けられる。またラフィダ通産相によると、これまでの中小企業センターの規模は4～8ｈａに過ぎなかったが、マラッカ州政府が提供する336ｈａは遥かに大きく、同センターには支援部品製造業者の他、ハイテク産業が誘致され、総合的で系統的な開発が図られる。センターがいつ稼働するかは、インフラ整備の進捗にかかっており、明らかでないが、連邦政府は必要資金を投入する用意が有ると言う。またこの日の会議ではマラッカ州内に内陸港を設けることも合意された。(NST,MBT:6/12)