1996-06-13 ArtNo.6409
◆<星>ケッペル、造船所跡地再開発ではグループ企業を優先
【シンガポール】ケッペル・コープはテロック・ブランガのケッペル・ハーバー造船所を年内にトゥアスに移転後、30万平米の跡地に国内最大規模のコンドミニアムおよびオフィスビルを建設する計画だが、同再開発事業ではグループ企業の参画を優先する方針だ。
ケッペルの社内報“KEPPELITE”最新刊によると、シム・キーブン会長は先月末の年次幹部集会の席上、グループ内の協力関係を強調、ケッペル・ハーバー再開発でもメンバー企業に優先的に参加を求めることになろうと語った。これによりグループ傘下のストレーツ・スチームシップ・ランド(SSL)、ファーイースト・レビングストン・シップビルディング(FELS)、スチーマーズ・マリタイム、ケッペル・インテグレイテッド・エンジニアリング、シングマリン・インダストリーズなどが関係工事を受注し、またプロジェクトに資本参加する可能性が高まったものと見られる。SSLはすでにケッペル・ハーバー再開発のプランニングでケッペル・コープと緊密な協力体制をとっている。(ST:6/12)
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