1996-06-12 ArtNo.6406
◆<比>マレーシア企業、ミンダナオ投資を本格化
【クアラルンプル】少なからぬマレーシア企業がフィリピン南部のミンダナオ島における数億Mドルにのぼる複数のプロジェクトを準備している。
東ASEAN成長地域(BIMP-EAGA)建設・建材小委員会のマレーシア側代表を務めるマレーシア建設業開発局(CIDB)のアブドル・ラーマン・アブドラ局長(CEO)が10日マレーシアを訪れた南部フィリピン/インドネシア投資誘致代表団と会談後マスコミに語ったところによると、プンビナアン・ファジャル・バル(ルンバル)Sdn Bhdは近くパラワン省政府と低コスト住宅1万戸の開発契約に調印する。IJMコーポレーションBhd、ビナ・プリBhd、クリス・ヘビー・エンジニアリングSdn Bhd、アハマド・ザキSdn Bhdから成るコンソーシアムは5スター・ホテルの建設/道路建設民営化/新空港貨物ターミナルの建設に関わる調査を進めている。水処理事業のプンチャク・ニアガ(M)Sdn Bhdはジェネラル・サントス/ダバオを含む複数の都市の水供給システム改良工事を、地元のウォーターフロント・フィリピン・インク及び伊藤忠と共同で進める可能性を調査していると言う。(NST,MBT,STAR:6/11)
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