1996-06-12 ArtNo.6400
◆<馬>木工のハーベスト、マルチメディア・コリドー参加目指す
【クアラルンプル】木材ベースの製造業務を手掛けるクアラルンプル証取(KLSE)上場のハーベスト・コート・インダストリーズBhdは提案されているマルチメディア・スーパー・コリドー内のネットワーキングやインターネット関連のハイテク・サービス提供を目指し、某大手コンピューター・ソフトウェアー・エージェンシーと最終段階の商談を進めており、関係契約は向こう2カ月以内に締結される見通しだ。
ン・スィーキョン重役(MD)が10日の年次総会後マスコミに語ったところによると、木材関連会社がこの種のハイテク・セクターへ進出するのは奇異に感じる者も有るだろうが、同社は既に地元の熟練スタッフと外国人専門家のチームを組織しており、来年はミディアム及びハイテク・コンピューター・ソフトウェアーの製造工場を設けることも検討している。同社はこの他、不動産開発、リゾート事業へも進出、業務の多角化を図っているが、今後も木材ベースの事業売上は営業額の50-60%に維持される。同社は最近マラッカ州政府からクアラ・リンギの14.18haの土地にマリーナ・リゾートを開発する計画を認可され、2カ月以内に着工する計画だ。同社の昨年12月末締め年度営業額は前年の3336万Mドルから3218万Mドルに、税引き前利益は513万Mドルから141万Mドルに、それぞれ下降している。(MBT:6/11)
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