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1996-06-11 ArtNo.6380
◆＜星＞ＮＣＳ、サンと合弁でビジネス復旧センター開設
【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)子会社のナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)はサン・マイクロシステムズ及びその国際部門サンサービスと共同でアジア初のビジネス復旧センターを開設した。
先週月曜に正式オープンしたＮＣＳ－ＳＵＮビジネス・リカバリー・センターはオープン・ユニックスやＬＡＮシステム・ユーザーに対する総合的なリカバリー・ソルーションを提供する。ＮＣＳのＫＣリー重役(MD)によると、現在ヒューレット・パッカード、ＩＢＭ、シンガポール・テクノロジーズ・コンピューター・システム等によりこの種のサービスが提供されているが、その経験と施設の面でＮＣＳ－ＳＵＮのリカバリー・センターはナンバー・ワンと言える。過去15年間にわたり政府部門のコンピューター化計画を手掛けてきたＮＣＳは、ＬＡＮから全国的なＩＴ(情報技術)インフラの構築に至るまで豊富な経験を積んだ1000人以上のＩＴ専門家チームを擁する。またサンサービスは130カ国以上の国の50万以上のシステムをサーポートしている。
同センターは、サン・ベースのネットワーク・システムに対しフル・ホット・サイト・サービスを提供するとともに、シンガポール国内であればＬＡＮ等の完全なシステムを24時間以内に配達することができる。またセンター内にはコンピューター・システム、電話、ＦＡＸから最大30人の専門スタッフを備えたオフィス・スペースが準備されており、緊急時の顧客の需要に応じる。センターはこのほか不測事態対応計画に関するコンサルタント、技術支援、設備管理サービスも提供すると言う。(BT:6/10)
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