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1996-06-10　ArtNo.6366

【シンガポール】アムコル・ホールディングズは合弁事業に投じた資金の回収を目指し、パートナーの船井電機をシンガポール高裁に告訴した。
アムコルが6日発表したステートメントによれば、シンガポール法人のフナイ・エレクトリック・シンガポールには船井電機が55％、アムコルが45％を出資しているが、アムコルは出資金の回収を目指す管財人の指定や、フナイ・エレクトリック・シンガポール及びアムコル子会社のサンケイPte Ltdの業務への船井電機の関与差し止めを求める法廷申請を行った。船井製消費用電子製品のディストリビューターを務めるサンケイは船井商標製品の国際市場開拓に貢献、昨年の営業額4億3900万Ｓドルの内68.7％が船井製品で占められた。またフナイ・エレクトリック・シンガポールの昨年の特別項目の支出220万Ｓドルはアムコルが全額負担したと言う。(ST:6/7)

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