SEAnews 1996-06-08 ArtNo.6350

【シンガポール】流通／エンジニアリング・グループのLindeteves-Jacoberg Limited(LJ)は、シンガポール証取(SES)からセスダック登録を原則的に認められた。
ＬＪ社が6日発表したところによると、同社の売上は1991年度の5710万Ｓドルから1995年度の1億780万Ｓドルにほぼ倍増、税引き前利益は同期間に380万Ｓドルから990万Ｓドルに拡大した。
オランダの商社Lindeteves-Jacobergの一部門として1947年に創設されたＬＪは、1991年にテクノロジー・グループのＡＣＭＡ Ltd が買収、系列下にあったゴールドトロンの一部門とした。当時はゴールドトロンが80％の権益を握り、ＬＪ経営陣が20％を所有していた。その後1994年にリム・サイフイ現ＭＤら経営陣15人がマネージメント・バイ・アウトにより、ゴールドトロンの全持株を買収した後、55％をプルーデンシャル・アセット・マネージメント・アジア(PAMA)に売却した。
ＬＪは技術機器、家電製品から文房具など広範囲にわたる商品の流通に従事するとともに、汚水処理のターンキー契約やスイッチボード／電気モーター等の製造も手掛け、タイセン・ドライブの5階建てビルを本拠に、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、タイ、オーストラリア、ニュージーランドに業務を展開している。(ST,BT:6/7)