1996-06-07 ArtNo.6341
◆<馬>グブン工業区第3期工事/クアンタン港拡張計画加速
【クアンタン】連邦政府は第7次マレーシア計画の下、パハン州グブン工業区の第3期拡張工事費として4500万Mドル、インフラ開発費として1700万Mドルの予算を計上しており、これに伴いクアンタン港の拡張計画も加速される。
パハン州のハッサン・アリフィン副首席大臣が5日語ったところによると、クアンタン港の拡張には当面5000万Mドル、全工事の完成には1億5000万Mドルが必要とされ、パハン州政府は総理府経済計画局(EPU)に同予算の承認を求めている。クアンタン港の民営化計画も進捗しているが、先ず拡張計画を実行し、民営化の完了後、民営会社が拡張工事費を政府に返却することが可能である。しかし民営化の受け皿となるコンソーシアムが同方式を受け入れなければ、クアンタン港の拡張計画は遅延せざるを得ない。リン・リョンシク運輸相が最近明らかにしたところによれば、ロード・ビルダーに率いられるクアンタン・ポート・コンソーシアムSdn Bhdによる港湾民営化計画が完了するにはなお1年を要する。同コンソーシアムのクアンタン港民営化計画案は今年1月にEPUの原則的認可を得ている。ロード・ビルダーは同コンソーシアムに40%出資、この他、ダマンジャヤSdn Bhdが20%、PasdecコーポレーションSdn Bhdが15%、ムンティガ・コーポレーションBhdが10%、EuromawarSdn Bhd/Esssmarine Agencies Sdn Bhd/クアンタン港湾局が各5%出資している。(MBT:6/6)
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