1996-06-05 ArtNo.6315
◆<馬>SNCインダストリアル、M$2.3億売上予想
【パシル・グダン】住友ベークライトと日本CMKの51:49の合弁に成るSNCインダストリアル・ラミネーツSdn Bhdは1996年12月31日締め年度に昨年の1億4700万Mドルを57%上回る2億3000万Mドルの売上を見込んでいる。
小菅重役(MD)によると、1億5000万Mドルを投じた第2プラントの建設により、ラミネートの月産能力は45万平米から100万平米に拡大、生産能力の拡大で値下がりの影響が吸収できる。同社はプリント基板(PCB)材料のフェノリック・コパー・クラッド・ラミネートの製造を手掛けており、これらにはVCR/オーディオ・セット用ラミネート、テレビ・セット用アンチトラッキング・ラミネート、両面PCB用AGスルーホール・ラミネートが含まれる。製品の大部分は親会社日本CMKがマレーシア、シンガポール、インドネシア、日本、欧州に設けたプリント基板工場に納入されている。原料のコパーフォイルは地元製の使用を拡大しているが、ベース・ペーパーは気候の関係から日本製を輸入していると言う。(STAR:6/4)
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