SEAnews 1996-06-05 ArtNo.6314

【クアラルンプル】サプラ・デジタルSdn Bhdは付加価値セル式電話サービス“バーチャルオフィス”を開始した。
サプラ・ホールディングズのシャムスディン重役(ED)が先週催された新サービスの発表会で語ったところによると、バーチャルオフィス・サービスの下、ＡＤＡＭ(ｱﾄﾞﾊﾞｰﾝｽﾄ･ﾃﾞｼﾞﾀﾙ･ｱｸｾｽ･ﾌｫｰ･ﾓｰﾋﾞﾙ･ﾃﾚｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ)の契約者はＦＡＸ／Ｅメール／データの送受信の他、インターネットへのアクセスもできる。ノキアＰＣＭＣＩＡ－ＦＡＸ・データ・カード、接続ケーブル、ドライバ・ソフトウェアから成るＡＤＡＭバーチャルオフィス・キットの推薦価格は1700Ｍドル、主要コンピュータ・ディーラー、クダイ(ｼｮｯﾌﾟ)サプラ、ＡＤＡＭディーラーにより販売される。サブスクライバーは初回の手続き料10Ｍドルと、月々ＡＤＡＭ通常料金プラス30Ｍドルを支払いさえすればよい。インターネットへのアクセスはマレーシア・マイクロエレクトロニクス・システム研究所(Mimos)のＪａｒｉｎｇに加入する必要が有り、同契約の申請書はバーチャルオフィス・キットに含まれている。データ通信速度は目下9600ｂｐｓだが64ｋｂｐｓにアップすることが検討されていると言う。(STAR:6/4)