1995-02-23 ArtNo.631
◆<馬>EPFがバクン水力発電事業の主要な資金源に:閣僚
【シンガポール】総コスト150億Mドルのバクン水力発電事業を引き受けたイークランBhdは被雇用者積立基金(EPF)から必要資金の多くを借り入れる見通しだ。
サミー・ベル エネルギー通信郵政相がBT紙のインタビューに応じて語ったところによれば、イークランも大型インフラストラクチャー事業を手掛ける他の企業が採用した方式を見習うものと見られる。YTLやマレーシアン・リソーシズ・コープBhd等、独立電力供給業者(IPP)の間ではEPFローンの利用が常套手段とされつつある。サミー・ベル氏は具体的数字を明らかにすることを避けたが、銀行界筋は伝統的な70:30の借り入れ/自己資本比率に基づけば、100億Mドルのローンが必要と見ている。しかしサミー・ベル氏は、政府はイークラン社が環境アセスメントの詳細な報告書を提出するのを待っており、同報告書を審査した後、最終的な認可が下されると補足した。(BT:2/22)
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