1996-06-03 ArtNo.6284
◆<馬>トランス・アジア鉄道のルートほぼ確定
【クアラルンプル】マレーシアはシンガポールと中国の昆明を結ぶトランス・アジア鉄道計画の最も妥当で、最も短期間に実現可能なルートを見出した。
リン・リョンシク運輸相が水曜(5/29)語ったところによると、シンガポール/クアラルンプル/バンコク/プノンペン/ホーチミン/ハノイ/昆明を結ぶ同ルートは、最短距離ではないが、カンボジアとベトナム領内の2カ所を除き既存の軌道を利用するため、短期間に実現できる。それに比べラオスのビエンチャンと中国雲南省の思茅を通過するルートはトンネルや橋梁の建設を要しコストも嵩む。関係国はいずれも全長4700キロの同ルートが受け入れ得るものと見ており、次ぎのステップは詳細調査の実行に関するASEAN諸国のコンセンサスを得ることと言う。(ST,BT,LZ:5/31)
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