1996-06-03 ArtNo.6279
◆<星>永住権申請者の最低預託金S$150万にアップ
【シンガポール】シンガポールに永住を希望する投資家の最低預託金が6月1日から150万Sドルに引き上げられた。
経済開発局(EDB)と移民局が金曜(5/31)発表したところによれば、永住権申請者のためのデポジタリー・スキームの下、これまでは最低100万Sドルの預託が義務づけられ、内50%は住宅購入に投資することができたが、今後は住宅購入への使用は認められない。100万Sドルから150万Sドルへの引き上げは、旧基準が設定された1981年以来のインフレを配慮したもの。永住権申請者は同預託金をEDBが指定する領域に投資でき、また最大30%までを当該永住権所持者が所有するシンガポール登録企業を通じ域内投資に充当できる。もし当該企業の少なくとも20%がシンガポーリアンに所有されている場合は、150万Sドルの50%までを域内投資に当てられる。しかしこうしたプロジェクトへの投資は事前にEDBの認可を得ねばならない。(BT,LZ:6/1)
|