1996-06-03 ArtNo.6276
◆<星>5年間にS$400億製造業固定資産投資誘致目指す
【シンガポール】シンガポールの国内総生産(GDP)に占める製造業の比率を2000年時にも25%の水準に維持するには、向こう5年間に400億Sドルの固定資産投資が必要とされ、その70%に当たる280億~300億Sドルは外国直接投資で占められねばならない。
経済開発局(EDB)のリム・スイセイ局長(MD)が木曜(5/30)の報告会で語ったところによれば、300億Sドルの外国直接投資の内70%はこれまでに緊密な関係を樹立した多国籍企業に依存せねばならない。現在製造業のGDPに占める比率は26%で、2000年時の同シェアを25%とすれば、製造業は年率7%以上の成長を必要とするが、ディスク・ドライブ(HDD)製造を含む電子産業の成長見通しは引き続き堅調と言う。(ST:5/31)
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