1995-02-23 ArtNo.627
◆<馬>通産省、向こう10年の工業化戦略立案
【クアラルンプル】マレーシア通産省は目下96~2005年の工業化戦略に関する研究を進めており、今年末には完成する見通しだ。
ラフィダ通産相が20日に催された民間業界代表との年次会議の席上明らかにしたところによれば、新工業化戦略には次ぎの諸点が含まれる。1)サービス業等の他の部門との連携や内部リンケージを有するダイナミック且つ総合的な製造業を育成する。2)技術力や生産性を備えた労働者を育成する。3)固有な技術力を強化する。4)資本及び技術集約的な新たなサブセクターを育成。初期段階では政府がイニシアチブを発揮する。5)支援産業を育成し、中小企業の輸出力を強化。また国内大手企業と多国籍企業の提携を促し、国際化を加速する。6)AFTAやWTO下の新たな市場機会を開拓する。7)地元資本の投資を促し、海外からの資本及び技術の適正レベルの流入を維持する。 第7次マレーシア計画の下では、モールド、ダイ、機械、エンジニアリング、精密工具、デザイン等の支援産業の強化が図られると言う。(NST,NS,SJ:2/22)
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