1996-06-01 ArtNo.6264
◆<星>HDB、宅地6区画の入札募集
【シンガポール】住宅開発局(HDB)が木曜(5/30)入札を募集した住宅開発用地6区画中4区画は、いずれも不振な入札結果に終わったマグリストン・パークの区画に類似した比較的辺鄙な土地付き住宅用地だが、不動産アナリストは立地条件は「まあまあ」と評している。
これらはジュロン・イーストとタンピニスのコンドミニアム用地2区画と、ホウガン、ロロン・チュアン、ウッドランズの土地付き住宅用地4区画で、コンドミニアム用2区画はともに面積が広く、大手デベロッパー向き。観測筋は約37万5000平方フィートのタンピニスの区画には2億2000万Sドル、約20万平方フィートのジュロン・イーストの区画には1億4000万~1億6000万Sドルの値が付くと見ている。
一方、土地付き住宅用地のホウガン約12万平方フィート、ポーフアット約11万平方フィート、ロロン・チュアン約9万5000平方フィートの3区画はマグリストン・パーク(約38万平方フィート)より狭く、リスクも小さいため、後者より良好な入札結果が期待され、入札価格は2000万~3000万Sドルと見込まれている。民間住宅団地ウッドグローブ・エステートのはずれにあるウッドランズの区画(約24万平方フィート)については、観測筋も予測しかねている。1月に行われた同地区の入札は全くの不振だったが、2カ月後には相反する結果が生じている。(ST,BT,LZ:5/31)
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