1996-05-30 ArtNo.6256
◆<馬>SIRIM、6領域の技術商業化でバイヤー物色
【クアラルンプル】マレーシア工業規格研究所(SIRIM)は民間部門に商業化の可能な6領域の新技術を提供する。
SIRIMのアハマド・タジュディン・アリ所長が28日に開かれた第1回Sirim-MTDC(テクノロジー・デベロプメント・コープ)ビジネス・フォーラムの席上明らかにしたところによると、これら6領域とは1)セラミック、2)バイオケミカル、3)自動化、4)CAD/CAM、5)機械・工具、6)プラスチック/金属製造。
技術の開発とその商業化の間には大きなギャップが有り、企業家にはそのギャップを埋める役割が期待されている。SIRIMは新聞広告を通じてこららの技術の商業化に関心を有するものを募り、公開入札にかける。落札者はSIRIMとライセンス契約を結ぶか、合弁を組むことになる。ライセンス契約に当たってSIRIMは落札者に20万Mドルの前払いと一定比率のロイヤルティーの支払いを求め、合弁では技術提供の代償として最大30%の権益を取得するが、事業が軌道に乗れば手を引く。
またMTDCは、政府がこの種の商業化のために準備した1億Mドルの基金を利用してファイナンスを引き受けると言う。(MBT:5/29)
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