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1996-05-29 ArtNo.6231
◆＜星＞スチーマーズ、中国仏山合弁ターミナルを拡張
【シンガポール】シンガポールのスチーマーズ・マリタイムと中国広東省の仏山フォーリン・トレード・トランスポーテーション・グループ・コープ(仏山ｼﾉﾄﾗﾝｽ)が対等出資で昨年3月に設立した港湾経営会社の仏山シノトランス・インターナショナルCo(FSIT)は仏山の同社ランシー・ターミナル(6万6000平米)を拡張する。
ＦＳＩＴのビンセント・コー副会長によると、同社は3000万元(S$500万)を投じて埠頭を320メートルに100メートル延長する。また、25トン・クレーンを1基増設することも検討している。現在、同ターミナルでは12基のクレーンが使用されている。
ＦＳＩＴは、経営開始から10カ月で300万元の利益を上げており、珠江デルタの港湾間の競争が激化する中、ランシー・ターミナルは昨年も前年と同水準の50万トンの貨物を処理、コンテナ処理量は2万4000ＴＥＵ(20ﾌｨｰﾄｺﾝﾃﾅ換算単位)に6.3％増加した。この先3年内に貨物処理量は80万～100万トンに増える見通しで、長期的には200万トンの達成が目指されている。一方、スチーマーズと仏山シノトランスはＦＳＩＴの海運エージェントとしてスカイプラネット・シッピングを対等出資で香港に設立している。(BT:5/28)
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