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1996-05-27　ArtNo.6212

【ジャカルタ】インドネシア初の国産車ティモルの出荷スケジュールが大幅に遅れそうな雲行きだ。
地元紙は24日、ティモルの9月の出荷目標はほとんど達成不可能になったとの見通しを報じた。それによるとＰＴティモル・プトラ・ナシオナル(PTN)が西ジャワのチカンペックに建設中の独自工場は1998年に初めて稼働するが、同社がノックダウン製造を依頼したライバルのＰＴアストラとインドモビルは、「遊休施設は存在しない」、「新工場の建設には少なくとも9カ月を要する」、「たとえ工場が完成しても、余分の労働者を手当する見通しは立たない」等と回答したと言う。アナリストらはＰＴＮの計画は余りに野心的で、アストラやインドモビルの非協力を恨むことはできないと評している。とは言え、政府が国家的見地に立って、これら両社を説得する可能性を指摘する向きもある。(ST,BT:5/25)

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