1996-05-27 ArtNo.6208
◆<馬>来月電話料値下げ、インターネット・ユーザーに優待
【クアラルンプル】マレーシア政府は先週の閣議でテレコム・マレーシアBhd(TMB)の新料金を承認するとともにインターネット個人ユーザーに対する特別優待料金の導入を決めた。
レオ・モギー エネルギー通信郵政相が先週語ったところによれば、インターネット・ユーザーの新電話料は2つのパッケージから成り、先ず月間25時間以下の使用者は月額一律15Mドル。25時間まるまる利用すれば毎分1Mセントとなる。25時間を超過した分には一般電話料と同様の毎分3Mセントが追加される。第2のパッケージは50時間を限度とした一律30Mドルのパッケージで、これも上限の50時間を基準にすれば毎分1Mセントに相当する。これは東南アジア諸国中最低の料金と言える。インターネット・ユーザーはTMBに登録し、特別コードにより、インターネトにアクセスすることになる。同登録を怠れば一般の電話料金を徴収されると言う。TMBはこれ以前にインターネットJARINGへの接続コードとして1511を使用すると発表していた。
また6月1日より市内通話料は最初の3分間が9Mセント、その後毎分3Mセントが徴収される。これまで市内通話は一律13Mセントだった。(MBT:5/24)
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