1996-05-25 ArtNo.6186
◆<星・豪>合弁データ管理会社、S$1500万売上目指す
【シンガポール】警備保障会社のコマーシャル&インダストリアル・セキュリティ・コーポレーション(CISCO)は、オーストラリア企業ブランブルズ・アジアと、企業のデータ/文書を管理する合弁会社CISCOブランブルズ・レコード・マネージメントを設立した。
CISCOが23日発表したところによると、授権資本1500万Sドル、払込資本1000万Sドルの新会社にはCISCOが51%、オーストラリアの上場会社ブランブルズ・インダストリーズの完全出資子会社ブランブルズ・アジアが49%出資する。ブランブルズ・インダストリーズはデータ管理の世界最大手企業として知られる。CISCOブランブルズは来年末までに電子媒体データとハードコピー文書を保管・管理するハイテク倉庫をジュロンに建設する。CISCOは現在、パヤルバルのCISCOセンター内保管庫に電子媒体データを、ウッドランドの倉庫にハードコピー文書を、それぞれ保管している。CISCOブランブルズのラッセル・スキナー重役(GM)は、管理料は顧客企業が要求する管理業務の範囲により数千Sドルから数十万Sドルと語った。同社は初年度の売上を500万~1000万Sドルと見込んでいる。アルビン・セン副GMは、5~6年内にデータ管理業の市場規模は3000万Sドルに達すると見ており、CISCOブランブルズは50%のシェア獲得を目指すと言う。(ST,BT,LZ:5/24)
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