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1996-05-23 ArtNo.6164
◆＜馬＞テレコム、イコール・アクセス導入に反対表明
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は1999年にイコール・アクセスを認めるとの最近のレオ・モギー エネルギー通信郵政相の談話に反対の意思表示をした。
ＴＭＢのモハメド・サイド重役(CEO)は同社の年次総会後記者会見し、「もしそのような権利が認められれば、収益性の低いサービスを提供する者はなくなる」と指摘した。またラシュダン・ババ会長は「政府の政策なら従う他ないが、もしそれによりＴＭＢが不利な立場に置かれるとすれば、政策決定者に配慮を求めざるを得ない」と語った。イコール・アクセスは小規模なサブスクライバー・ベースの電話会社には、ＴＭＢの350万人の固定電話契約者にアクセスできると言う大きなメリットが有るが、ＴＭＢにはさしたるメリットがない。ＴＭＢはこのため、莫大な資金を注入して不採算な農村部に電話網を構築してきたＴＭＢにとって不平等と、これ以前からイコール・アクセスに反対していた。(NST,MBT,STAR,BT:5/22)
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