1995-02-22 ArtNo.616
◆<印尼>不動産会社チプトラ純益2万7243%ジャンプ
【ジャカルタ】インドネシアの著名な不動産開発会社PTチプトラ・ディベロプメントは住宅ブームに乗って昨年度純益を一昨年の27億ルピアから1036億ルピア(S$6786万)に急増させた。
チプトラは住宅不動産開発を中核とするインドネシアでは最大規模の上場不動産会社で時価総額は1兆ルピア強。同社はジャカルタ郊外の工業都市タグラン及び東ジャワのスラバヤでそれぞれ1000haの開発事業を手掛け、ジャカルタ市内でも不動産開発プロジェクトを進めている。ジャカルタ中央市街に大型ホテルやショッピング・モールを所有する同社は、シンガポールのリャン・コートと組んでジャカルタのゴールデン・トライアングル地区でオフィス/ホテル/ショッピング・コンプレックスの開発を進めており、94年度の営業額の86%は3つの住宅コンプレックス事業により占められた。また95年度に計上される1818億ルピアの売上も既に達成している。しかし昨年度の好業績には不動産会社の会計規則が変更されたことも貢献しているとされる。(BT:2/21)
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