1996-05-21 ArtNo.6137
◆<泰>ラヨン・インダストリアル・パーク、独自発電所建設
【バンコク】ラヨン・インダストリアル・パーク(RIP)はEGAT(エレクトリシティー・ジェネレーティング・オーソリティー・オブ・タイランド)によりSPP(スモール・パワー・プラント)スキームへの参加を棄却されたにも関わらず、工業パーク内に100MW(メガワット)規模の独自の発電所を建設する計画だ。
RIPのノパドン・チャワンコン重役(MD)によると、来月登録資本6億バーツの新会社ラヨン・パワー・プラントを設立、RIPは50%出資する。残りのシェアは金融機関や外国建設請負会社が握ることになる。工事はドイツ、英国、フランス、米国の建設会社に発注され、97年初の着工が予定されている。建設コストは25億バーツ、工期は18カ月と見積もられる。目下事業化調査及びEGATとの燃料ガス購入交渉が進められている。Nithipatキャピタルが国内における借款調達の財務顧問を務め、建設請負業社に海外におけるソフト・ローン調達が委ねられると言う。(BD:5/20)
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