1996-05-21 ArtNo.6129
◆<馬>大建工業、サラワク州に新ファイバーボード工場
【クチン】ダイケン・サラワクSdb Bhdが2億2000万を投じてビントゥルのキドゥロン工業団地に設けたファイバーボード工場が18日、アブドゥル・タイブ首席大臣を来賓に招き公式オープンした。
ダイケン・サラワクの松木会長によると、世界で初めて異品種の熱帯硬材を原料に年間10万立米のファイバーボードを製造する同工場には、地元職員120人と日本人20人以上が就業している。大建工業が開発した先端技術により新工場は競争力有る製品を製造できるが、世界では既存の100工場に加え、70工場が建設中で、向こう3~4年厳しい競争が予想される。新工場には大建工業が50%、伊藤忠が20%、サラワク木材工業開発公社が15%、リンバウ・ヒジャウ・グループ傘下のプロクセルSdn Bhdが10%、リンバウ・トレーディングが5%、それぞれ出資してる。(STAR:5/20)
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