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1996-05-18　ArtNo.6107

【バンコク】Ｃｏｔｔｏ商標のセラミック・タイルを製造しているタイ・セラミックはＡＳＥＡＮ自由貿易地域(AFTA)の実施に伴う競争激化に備え、域内の製造拠点を拡大する計画だ。
タイ・セラミック幹部が16日語ったところによれば、同社はベトナムとインドネシアに製造拠点を設けるとともに、ミャンマー、ラオス、ブルネイへの輸出を拡大する。目下ベトナムに完全出資の製造工場を設ける事業化調査を進めており、同調査には3年を要するが、この間に製品輸出を拡大し、ベトナムにおける同社商品に対する認識を高める。インドネシアでは目下合弁パートナーを物色中で、フィリピンでは同社が出資する現地企業Ｍａｒｉｗａｓａの製造能力を現在の年間700万平米から1200万平米に拡大する。また同社が共同出資する中国のウォール・タイル工場の年間製造能力は200万平米と言う。(BD:5/17)

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