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1996-05-18 ArtNo.6106
◆＜泰＞変圧器製造のＥｋａｒａｔ、域内事業に６億バーツ投資
【バンコク】トランス製造のＥｋａｒａｔグループは6億バーツを投じて域内5カ国の製造ビジネス拡張を図る。
グループの投資機関Ｅｋａｒａｔインターナショナルが16日発表したところによれば、同社はインドネシア、ミャンマー、中国、ベトナム、フィリピンにおける合弁事業に各40％を出資する計画だ。インドネシアではジャカルタに1億5000万バーツを投じ高圧トランスを年間1000台製造する工場を建設する計画だ。ミャンマーではヤンゴンに1億バーツを投じ、ジャカルタと同規模の工場を設ける計画で、目下合弁パートナーを物色している。中国では上海トランスフォーマー・ワークと昨年関係覚書を交換しており、1億5000万バーツを投じて年産1000～2000台の高圧トランスの製造を予定している。しかし中国の複雑な投資規則から単独出資方式を採用する可能性も有る。ベトナムでは複雑な政治環境からザ・パワー・カンパニーとの4年越しの合弁交渉が続けられている。同社はタイ国内でも1億バーツを投じ、プラチンブリ省に新たに2工場を建設する計画だ。
Ｅｋａｒａｔエンジニアリングは今年末に1500万株を公開、5億～6億バーツを調達する計画で、これに伴い同社の登録資本は1億5000万バーツから3億バーツに拡大される。アジア・クレジットが公募幹事を務める。(BD:5/17)
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