1996-05-18 ArtNo.6098
◆<星>エリクソン、無線マルチメディア技術を共同研究
【シンガポール】スウェーデンの通信機メーカー、エリクソンは16日、国家科学技術局(NSTB)の援助下にシンガポール拠点の2研究機関、センター・フォー・ワイアレス・コミュニケーション及びインスティテュート・オブ・システム・サイエンスと、200万Sドルを投じ、ワイアレス・マルチメディアの共同研究を進めると発表した。
エリクソンによると2年間のプロジェクトの下、ビデオ・コンファランシング/高速インターネット・コミュニケーション等のGSM(グローバル・システム・フォー・モービル・コミュニケーションズ)システムに準拠した広帯域アプリケーションやマルチメディア・アプリケーションのための非同期転送モード(ATM)技術の研究が進められ、エリクソンのRolf Leidhammar取締役が指揮を採る。エリクソンのGoran Berntson社長によると、全世界のGSMのユーザーは今年2500万~3000万人に達するものと見られ、シンガポールにおけるユーザーも近い将来100万人に達する見通しだ。(ST,BT:5/17)
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