1996-05-18 ArtNo.6095
◆<星>チョアチュカンをモデル住宅地区に:URAガイドプラン
【シンガポール】都市再開発局(URA)は向こう3年間にチョアチュカンにアメニティー/レクリエーション施設を増設、住民の増大に対応するとともに、同地をシンガポールのモデル住宅地にする計画だ。
URAが16日発表したチョアチュカン地区の開発ガイドプランによると、同地区の住民数は5年前の3万人から現在の11万人に急増しており、今後さらに16万9000人に達する見通しだ。このため宅地を56ha追加し、同地区総面積の36%に当たる224haに拡大するとともに、公園/緑地スペースも3倍の21.3haに拡大する。これにより住宅戸数は西暦2010年までに1万4000戸(50%)増加し、4万2400戸となる。今後2年間にHDB(住宅開発局)住宅6000戸が新たに建設され、その総数が3万4000戸に拡大される他、コンドミニアムの外、低密度や中密度の民間住宅も開発される。また、店舗スペースの拡大も計画されており、今年末に完成予定の地下鉄(MRT)チョアチュカン駅に近いロット1ショッパーズ・モール(シティ・デベロップメント)には、2万8000平米の店舗スペースの他、映画館、ボウリング場などが設けられる。(ST,BT,LZ:5/17)
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