1996-05-17 ArtNo.6090
◆<馬>パハン州政府、M$30億ハイウェイ建設請負目指す
【クアンタン】パハン州政府は関係する上場企業とコンソーシアムを組織し、総コスト30億Mドルと見積もられる東海岸ハイウェイの建設を請負う計画だ。
ハッサン・アリフィン副首席大臣が15日語ったところによれば、ムティガ・コーポレーションBhd、マレーシアン・ジェネラル・インベストメント・コーポレーションBhd、クルニア・スティアBhd、ファー・イースト・ホールディングズBhdから成るコンソーシアムは近く総理府経済計画局(EPU)に関係提案を行う。
当初の計画ではハイウェイは1999年の開通を目処にクアラルンプル/クアンタン間、クアンタン/クアラ・トレンガヌ間、クアラ・トレンガヌ/ブス間、ブス/コタバル間の4期に分けて建設されはずだった。この内クアラルンプル/カラ(パハン州)間の改修工事はMTDキャピタルが子会社を通じて目下手掛けている。中央政府は昨年、MTDキャピタル、マレーシアン・マイニング・コーポレーションBhd、ユナイテッド・エンジニアーズ・マレーシアBhdから成るコンソーシアムに残余部分の建設を委ねたが、同コンソーシアムは出資率問題で意見の不一致を来している他、政府に交通量に関する保証を求めていると言われる。
ハッサン副首席大臣によると、同プロジェクトは今年初に着工されるはずだったが、未だに開始される気配がなく、プロジェクトを請け負ったコンソーシアムは内部問題からプロジェクトを直ちに実行する意思を喪失している。仮に工事が更に遅延すれば、パハン州の経済成長にも影響を及ぼすと言う。しかし同相はパハン州クラからクランタン州のコタバルに至る全ての工事を請け負うのか、パハン州内のみの工事を請け負うのか明らかにしなかった。(NST:5/16)
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